2009.06.30 Tuesday
恥の文化
最近、時代劇的な作品を見る機会が続いた。
先日も、たまたま見た時代劇で、武士が相手を刀で斬る時に
「殺す理由」を宣言して「挨拶」してから斬っていたのを見て、
人を殺すのは絶対良くない事だけど…
逃げる人の背中に向けてピストルを撃つのを見るのとは違う、
潔い「かっこ良さ」を感じてしまった。
もちろん、西洋にも西洋独特の「かっこ良さ」はあるが、
日本人だからこそ理解できる類の「かっこ良さ」が、そこにあるような気がした。
日本は「恥の文化」と言われている…と聞いたことがある。
調べてみたら、アメリカの文化人類学者R.ベネディクトが
『菊と刀』(1946)のなかで使った用語だった。
「恥の文化」とは、
他人の感情やおもわくと、自分の体面を重視する「他律的」な文化で、
恥をかかないとか,恥をかかせるとかいうように「恥」の道徳律が
内面化されていて、この行動様式が日本人の文化を特色づけている
…と書いてあった。(これに対して、欧米の文化は「罪の文化」)
この文を読んで、確かに日本はそういう面もあるし、
小さな頃から「恥ずかしいからやめなさい」などと言われ、
「恥ずかしい事」はしちゃいけないことなんだと思って育ってきたとは思う。
でも…
私が親から学んだ「恥ずかしい」と、
昔の人が考えていた「恥ずかしい」とは、少しニュアンスが違うのでは
ないだろうか??
・・・と、時代劇を見ていて思った。
というのも、武士の生き方を思いながら『恥』って字を思い出したら、
「心」に「耳」って書いてある〜って、あらためて気がついたからだ。
「恥」は、心に耳を傾けて自分の生き方に責任を持つこと、で
「他」ではなく、「己」に向けられている。
他人にどう思われるか?を指針として「恥ずかしくない生き方」をするのではなく、
「自分に恥ずかしくない生き方」をすること。
それが、日本の「恥の文化」だと、改めて思った。
先日も、たまたま見た時代劇で、武士が相手を刀で斬る時に
「殺す理由」を宣言して「挨拶」してから斬っていたのを見て、
人を殺すのは絶対良くない事だけど…
逃げる人の背中に向けてピストルを撃つのを見るのとは違う、
潔い「かっこ良さ」を感じてしまった。
もちろん、西洋にも西洋独特の「かっこ良さ」はあるが、
日本人だからこそ理解できる類の「かっこ良さ」が、そこにあるような気がした。
日本は「恥の文化」と言われている…と聞いたことがある。
調べてみたら、アメリカの文化人類学者R.ベネディクトが
『菊と刀』(1946)のなかで使った用語だった。
「恥の文化」とは、
他人の感情やおもわくと、自分の体面を重視する「他律的」な文化で、
恥をかかないとか,恥をかかせるとかいうように「恥」の道徳律が
内面化されていて、この行動様式が日本人の文化を特色づけている
…と書いてあった。(これに対して、欧米の文化は「罪の文化」)
この文を読んで、確かに日本はそういう面もあるし、
小さな頃から「恥ずかしいからやめなさい」などと言われ、
「恥ずかしい事」はしちゃいけないことなんだと思って育ってきたとは思う。
でも…
私が親から学んだ「恥ずかしい」と、
昔の人が考えていた「恥ずかしい」とは、少しニュアンスが違うのでは
ないだろうか??
・・・と、時代劇を見ていて思った。
というのも、武士の生き方を思いながら『恥』って字を思い出したら、
「心」に「耳」って書いてある〜って、あらためて気がついたからだ。
「恥」は、心に耳を傾けて自分の生き方に責任を持つこと、で
「他」ではなく、「己」に向けられている。
他人にどう思われるか?を指針として「恥ずかしくない生き方」をするのではなく、
「自分に恥ずかしくない生き方」をすること。
それが、日本の「恥の文化」だと、改めて思った。
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