ここのところ、たて続きに同じような悩みを、数人のお客様から聞いたので、
今日はそのことをテーマに書いてみようと思う。
悩みを聞いたお客様は、みんなお子さんをお持ちで、
子供との関係において「イライラする」ことが共通のテーマだったのだけど・・・
この「イライラ」する感覚、ってほんと「イライラ」という単語がぴったりくるから不思議。
「メラメラ」とか「ハラハラ」って言葉もあるけど、「イライラ」がぴったり。
たった2つの単語でいろんな感情を表せて、言葉ってホント面白い。
「ドキドキ」

「ウキウキ」

「ワクワク」

・・・と、そんなどうでも良い方向に話を広げるのはこのくらいにして・・・
「イライラ」するという感覚は思い通りにならない時に感じるから、
相手や状況が自分の思い通りになったら解決すると思いがちなのだけど、
たとえ相手や状況が自分の思い通りになってくれたとしても、
その先、さらに相手や状況に対する欲求が増すだけで、
どこまでいっても「イライラ」しなくなることのない迷宮に迷い込んでしまう。
「イライラ」の原因を外に求め、何かのせいにしても、永遠に「イライラ」に悩まされ続けてしまう。
結局のところ、「イライラ」の原因は、エゴなのだ。
・・・と、ここまで書いてみたところで、ふと、そもそもエゴって・・・?って思い始めたので、
エゴについていろいろ調べてみたら、興味深い文章を見つけた↓
英語に「EGO」という言葉がある。エゴイストの「エゴ」である。
英語では「イーゴ」と発音する。
日本語の「エゴ」は他人のことを配慮しない利己主義者を連想し、通常悪い意味で用いられる。
これと反対の意味を持つ日本語は多分「協調性」であろう。
これは他人に対する配慮の行き届いた人物として良い意味で使われることが多い。
英語の「EGO」は日本語の「エゴ」とは違う意味を持っており、多くの場合良い意味で用いられる。
例えば「彼は大きなEGOの持ち主だ」と言うことは、 「彼は大きな理想を持ってそれを実現する強い意志を持っている男だ」という意味になる。
「EGO」を強いて日本語に翻訳すると「自我」あたりが近い言葉な のかもしれない。
これの反対語は、性格の弱い、自分に自信のない、とても成功するとは思えないような
スケールの小さい人物という意味になる。
以前サッカー日本代表のトルシエ監督がある新聞記者のインタビューで次のように答えている
記事を読んだことがある。
「監督とは常に批判にさらされ、信頼で きるものも少ない孤独な存在です。
そういう立場では常に自分で自分を励まし、自信を持たさなければならない。
エゴイストでないと身も心ももたないのです。
ポジティブなエゴは、監督に限らず、政治家や企業のトップなどにも不可欠だと思います。
トップというものは『私は強い』『私は正しい』という自負がないと 務まりません」。
トルシエ監督の言う「エゴ」は「EGO」に近い。英語もフランス語も同じ意味なのだろう。
この文章を読んでいて、お母さん達がお子さんに対する「イライラ」の素でもあるEGOは、
トルシエ監督のようなEGOなんだと思った。
子供を育てる事に対しての信念や意思、理想が母としてのEGOとなる。
決して自分勝手とかではない、子供のためを思う気持ちが原点の「イライラ」だ。
ただ、
繰り返し繰り返し続く日常の中で、「イライラ」の感情だけが一人歩きをし始めてしまうことが
あるのだと思う。
そんな時、
ホッと一息ついて、目をつむり、
子供たちが存在してくれていること自体に感謝してみると・・・
あんなに手強かった「イライラおばけ」は、一目散に退散してくれるのではないか?
結局のところ、母の愛に適うものなどないのだ!・・・と思ったのでした。。。